東国原氏「れいわ新選組が政権を取るのは無理ではないか」山本太郎代表の戦略について橋下氏と議論
まず、橋下氏は「僕も格差是正や所得再分配は絶対に必要だと考えているし、本当に支援が必要な人には徹底的なサポートをすべきだと思っている。だけど一方では個人間の切磋琢磨も非常に重視しているので、競争や切磋琢磨、個人の責任というようなことは言うなよ、という雰囲気の山本さんとは政策の方向性は真逆だ。ただ、あの熱量、発信力、問題提起能力はやっぱり凄い。僕も東国原さんも首長のときには永田町の政治を動かすために大騒ぎしないといけなかった。色々言われているけれど、やっぱりあれだけの票を取るのは大変なことだし、自分を比例3位にするという背水の陣で臨んだことが熱量として伝わったんだと思う」とコメント。
ただ、問題となった参議院の負担問題については「障害のある人も働けるようにしていかないといけないのに、重い障害のある人の公的なサポートの制度には問題があった。そこを狙い撃ちしたのは見事だ。今回のことで全国的な話題にもなったし、制度は確実に変わることになると思う。今まで240人以上の議員がいたのに、バリアフリー化もそこまで進めてこなかったのが一気に実現した。政治家というのはやっぱり口だけじゃダメで、たとえ小さなことでも実行しないと。そこは認めなきゃいけない。ただ、障害のある・なしにかかわらず、所得の多い人は支える側に回るというのが福祉の根幹だと考えている。収入の少ない人がサポートを受けられるような制度にはしなければいけないと思うが、国会は企業とは違って議員を雇っているわけではないし、これから収入が大きくなる議員については自身で負担するか、れいわ新選組が党として負担すべきものだと思う」と主張した。
「yahooニュース」